2回目の検診へ

 1回目の検診から3週間。

この間、産婦人科で頂いたフランス語で書かれた

出生前診断の説明書をじっくり読み、

日本語のウェブサイトなどでも

下調べをする日々でした。

何でこんなに気にするか。。。だって、所謂、

高齢出産だからです。

35歳で初産。

日本だけでなく、スイスでも、そりゃ同じ扱い(笑)

 

 説明書に書かれた内容はこんな感じです。

 1、妊娠11週目から14週目で実施

 2、母体(妊婦)の血液検査と

   胎児のうなじの超音波検査の

   2つの方法から判断される

 3、ダウン症などのトリソミーの確認ができる

 4、結果は確率で表示される

   1/1000以上の場合は、詳細検査を行う

   妊婦の1割程度がこのような結果になる

 

 当日は、このダウン症の検査以外にも、

色々相談&頼み事を携えて、産婦人科を訪れました。

当時の流れは下記の通り。

 

 1、尿検査・血圧測定(いつも通り)

 2、問診

 3、体重測定

 4、腹部超音波検査(心音、臓器の簡易チェック、頭殿長測定)

 5、腹部超音波検査(うなじの太さ測定

           =ダウン症チェック)

 6、出産予定日の再検討

 7、薬の処方

 8、採血(出生前診断用、

      ヘモグロビン・血小板の検査)

 

 前述の超音波による目視でのダウン症の可能性は

低いとの報告に一安心。

うなじのむくみの厚さが、3.5mm以上だと

ダウン症が疑われるそうです。

ただ、8の血液検査による結果は、

10日以内に通知するとの事。

それまでは、正直、不安は残りました。

(10日後に郵便にて通知が。

 トリソミーの確率は、1/17,856で詳細検査は

 不要の範囲でした。)

 

 また、149bpmでドクドク言っている心音も

問題無し。

超音波検査中に、背中を向けたチビを見ながら、

天邪鬼な旦那の性格、そっくりだなと思った直後、

頭殿長が59mmもあると先生が言うではありませんか。

待てよ、11週6日目にしては、ちょっと大きくない?

図体が大きい旦那に、これも似たか?!

 

 結局、最終生理開始日から計算されていた

出産予定日よりも5日前倒しになり、

12週4日目に修正が入りました(笑)

実は、未だにこの前倒しも不安な範囲。

もっと大きいと感じる、今日この頃です。

 

 この検診の費用は、計469.60CHF。

処方してもらった薬代は計39.95CHF。

自己負担は薬代全額のみです。

 

 さて、メインイベントはこれで終わりなのですが、

参考になりそうな情報を共有しておきます。

 

 この2回目の検診時点で、妊娠15週から16週にかけて

日本に一時帰国する予定をしていました。

だから、色々相談、準備しておきたかったのです。

 

 1、もしもの場合の旅行許可書の作成を依頼

   (担当産婦人科医の名前・住所等、

    出産予定日、

    現時点で旅行に問題ない旨を記載)

 2、現時点での検査結果等を纏めた資料の有無

   (母子手帳に似た物が欲しかったのですが、

    結局、出産予定日と血液型カードで

    十分との話。一応、スイスにも

    母子手帳みたいなものはあるようですが。)

 3、帰国時の歯の治療で利用する麻酔の種類の確認

   (日本の歯医者さんから確認依頼されました。

    リドカインかキシロカイン

    アドレナリンなしを指定される)

 4、歯の治療時の痛み止めの処方

   (日本にいた時、治療後死ぬほど痛くなった

    思い出より、念の為2種類頂きました。

    幸い、使わなかったけど。

    Paracetamol Sandoz 1000mg

    Ibuprofene Sandoz 600mg)

 5、悪阻による胃腸の不調時の薬の処方

   (既にビタミンB6を処方されていましたが、

    追加でPrimperan 10mgをゲット)

 6、日本で流行っていた麻疹への対応

   (気を付けるしかない!らしく、

    日本では初夏の暑さでマスクをしていました)

 

 飛行機での長時間の旅行は、

安定期に入ってからの方が良いですが、

あまり安定期後半に入っても、

今度はお腹の重さで辛いようです。

だから、少々フライング気味で一時帰国を

予定してしまいました。

 

 日本滞在中、結局かかりつけの産婦人科が無いことは

不安の1つになります。

だからこそ、前もって色々相談してみておいて下さいね!

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