マタニティスクールを探す

 これは3回目の検診でのこと。

普段から「お願いだから、

貴方も妊娠・出産について勉強して」と

旦那に繰り返し言っているのですが・・・

遂に我慢の限界が来たというのか。

 

 出産場所となる病院の紹介を

受けていた時、事もあろうか

「病院は分かったけど、

 出産予定日に病院に行けばいい?」と

質問した旦那。

思わず「What?!!!!!」と言ってしまった私。

 

 それまでスイスの先輩方々の

出産エピソードをブログで読み、

陣痛で病院に行ったけど、

陣痛の間隔がまだまだだったり、

子宮口が十分開いていなかったりで

自宅に帰宅せざるを得なかったとか、

ベッドが空いていないとか、

病院の階段を上り下りして、

陣痛促進させたとか、

そんな話を旦那に伝えていました。

 

 それにいつ陣痛だけでなく、

流産や早産リスクがあるか分からないから、

日中でも携帯の繋がる場所に居てねと

お願いしていました。

その度に、

「ランチ時間に走っているから、

スマホ携帯していないし、

会社のトレーニングジムが

地下室だから電波入らないし、

会社のデスクに電話をかければ、

誰か代わりに出てくれるだろ」と回答され、

何度殴ってやろうかと思ったことか。

 

 こんな感じなので、

近所で日本食屋さんを営むご夫婦が、

何かあったら連絡してねと言って下さり、

涙が出そうになったのを覚えています。

 

 検診の直前には、11月出産だけれども、

9月に日本への出張が入るかもしれないと

言われ、少々一人になる事へのリスク・

不安を説明していたのに。

 

 そもそも、日本でも同僚の奥さんが

産気付いたと連絡が入り、

急遽早退する姿も見ていて、

出産予定日が出産日になる確率なんて、

微妙だということは、

36歳になるまでに知っていなかったのか!と

愕然としました。

 

 勿論、帝王切開での出産を予定しているなら、

また、妊娠糖尿病と判断され、

出産予定日をオーバーしての出産を避ける為、

リミットが予定日になるのであれば、

現在言われている出産予定日が

基準日としての意味を

大きく持つことになります。

でも、このような例を除けば、

自然にチビの気分で出てくるのを待つばかり。

 

 優しい産婦人科の先生は、笑いながら、

10月後半になれば、いつ生まれてもおかしくないし、

11月の予定日より遅れているならば、

2週間オーバーにならない時点で促進剤などで

出産させると説明して下さり、

旦那はアウトラインは認識できた模様。

 

 でも、、、

強制的に”授業”に連れて行かないと、

このまま、ほっといたら大変だと思い、

マタニティスクール(母親学級)を探すことに。

 

 色々調べましたが、父親同伴だと、

週末に集中講義というケースが勝手が良いように

見えました。

でも、丸一日ガッツリはお腹が大きくなるにつれ、

私が正直辛い状況です。

 

 それに、やはり初めてのことだし、

英語は得意で仕事で使っている旦那とはいえ、

 

医療用語にはたまにキョトンとするため、

出来れば日本語で教わりたいな・・・と。

 

 そうしたら、救世主が!!!

パンミラー協会(Association PAN-MILAR)が

ローザンヌがあるVaud州の外国人妊婦向けに、

通訳付きの母親学級を開催しているという情報を

見つけました。

Japonais - PanMilar

 

 早速、連絡を取ってみると、

9月下旬から10月下旬まで週1回2時間で計6回の

コースの参加が可能だと!なんと、有り難い☆

旦那の同伴もOKとのこと。

私の場合は、妊娠32週から37週なので、

このコースを受講しているうちに、

産気付く可能性もあるんだな・・・と思いますが、

夕方の時間帯なので、

絶対旦那を引きずっても連れて行きます!(笑)

 

 さて、ここで1つアドバイスです。

マタニティスクールを探す作業を

妊娠19週5日目までしなかった私。

実はスイス人の知り合いから、

「そんなに慌てて参加する必要は無い、

早く参加した人は、

色々出産に必要なものを準備し始めて

バタバタするけど、

正直、ギリギリでも問題ないし、

そうじゃないと分からないことも多い」

とのご意見を賜っていました(笑)

一理あると思います。

 

 ただ、日本語で受けられる

マタニティスクールを探すという

特殊なケースの場合は早めに動きましょう!

 

 パンミラー協会の方から、

私のようにギリギリでの受講となる妊婦さんも

いらっしゃると聞いて安心しているものの、

母体の負担や、授業で聞いたことをベースに

何かを準備するならば、

もう少し早目がベストですよね ♪

 

 保険会社のマタニティのガイダンスにも

妊娠24週目から29週目辺りでの受講を

勧めてありました。

遅くとも32週目頃には受講している状態が

好ましいようです。

 

 そして、完全に愚痴なのかもしれませんが、

全世界のプレパパさんに言いたい。

子供が欲しいと気軽に言うのは、

大体、男性側なんです。

でも、妊娠・出産の10ヶ月間、

経験したことの無い体調の変化、

それとまだ見ぬチビの為に真剣に戦うのは

女性側なんです。

 だったら、仕事で疲れていても、

情報収集して勉強してサポートするのは

当たり前!

こっちは24時間体制なんじゃ!です。

週末には男同士で遊びに行きたい?!

は~?!ですよ。

食べたくても食べられないものはある。

気分悪くても、食べないと

チビに栄養が行き渡らない。

でも食材を買いに行く力も無い時だってある。

八方塞の状況でも、投げ出すわけにいかないから、

頑張っているんです。

プレパパさん達も是非、

真剣に状況を分かち合ってください。

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気分転換の散歩にて・・・

スイスの穏やかな綺麗な景色が心を癒してくれます。

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追記

CHUVのサイトによると

CHUVの出産準備コースは、

妊娠16週目から登録可能で、

30週から36週での受講となるようです。

Préparation à la naissance et à la parentalité - Département femme-mère-enfant - CHUV

合ってるかしら?(笑)

こちらにもPanMilarの事が記載されています。