出産関連の手続きへ

8月中旬(26週0日)に入り、

11月の出産予定に向け、

出産関連の手続きの準備を

前進させました。

 

手続きと言っても、

私の場合は4種類です。

 

1、スイス・ヴォー州での出生手続き

2、日本orジュネーブ領事事務所での出生手続き

3、日本の保育園&自宅確保に向けた手続き

4、パスポートの更新手続き

 

 手短に話せる内容を先にすると、

4のパスポートの更新手続きは

来春にパスポートの有効期限が切れる為です。

この時期に帰国するのに、

なんて絶妙なタイミング(笑)

 

出産を考えると、バタバタの中、

こういう手続きって忘れやすいですし、

なんせ5月の一時帰国で取得した戸籍謄本が

パスポート申請の6ヶ月以内を過ぎてしまう(涙)

 

また取り寄せても良いですが、

本籍と別の場所に住む

両親に頼むのも面倒だし、

乳飲み子を抱え、師走の繁忙期、

こっちの場合は休暇集中?を考え、

前倒しの手続きを行いました。

ちなみにジュネーブ領事事務所の休館日はこちら。

所在地・連絡先・開館時間・アクセス等 : 在ジュネーブ領事事務所

 

さて、本題の出産関連ですが、

1のスイス・ヴォー州での出生手続きについて。

 

日本へ一時帰国 ~ 妊娠・出産に向けた手続き編 - LacLeman’s blog

こちらでも記載しましたが、

ヴォー(Vaud)州の公式サイトで

今一度必要書類を確認しました。

https://www.vd.ch/fileadmin/user_upload/themes/vie_privee/etat_civil/fichiers_pdf/Liste_documents_%C3%A0_produire_lors_d_une_naissance_22.06.2018.docx.pdf

両親共にスイス国籍以外で、

海外で結婚した場合に当てはまるので、

Parents mariés à l’étranger, de nationalité étrangère

の説明書きになります。

 

結果、2018年8月現在ですが、

 ●両親のパスポートのコピー

 ●両親の滞在許可書のコピー

 ●両親それぞれの6ヶ月以内の出生証明書

 ●両親の6ヶ月以内の婚姻証明書

を準備する必要があります。

 

なので、出生証明書と婚姻証明書取得の為、

ジュネーブ領事事務所で

 ●戸籍謄本

 (一応、アポスティーユ認証付)

 ●パスポート

 ●滞在許可書

 ●証明書発給申請書

を提出します。

証明書発給申請書は下記のリンクから

事前に入手が可能です。

http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/demande_certificat_form.pdf

1つの申請書への記入で済みます。

「身分上の事項に関する証明」の

出生を2通、婚姻を1通、

「必要部数」3通となります。

そして、提出先はローザンヌ在住なので、

「ヴォー州戸籍局」です。

3通の発行なので手数料は33CHF。

ヴォー(Vaud)州からは

6ヶ月以内の証明書を求められるので、

出産予定日の2週間後

(予定日までに生まれず、様子を見る最大期間)を

考慮して、用意することをおススメします。

 

ジュネーブ領事事務所にせっかく出向いたので、

出産後の日本サイドの手続き書類についても

ヒアリング&紙をゲットしてきました。

これが、

2の日本orジュネーブ領事事務所での出生手続きです。

 

必要書類は下記の通り。

 ●ヴォー(Vaud)州からの出生証書、

   もしくは出生証書の抜粋のオリジナル

  (どちらか生まれた時間の記載がある方)

 ●オリジナルを提出する上記証書の和訳

  (自己記入、

  フォーマットはジュネーブ領事事務所にて取得)

 ●日本の出生届 2枚

 (フォーマットは領事館でも取得可能。

  1枚を署名欄以外記入し、コピーの上、

  2枚とも署名を行う形でもOK。

  「生まれた子」の「生まれたところ」は

  病院の住所になる。

  病院の住所を始め、自分の住所の

  日本語表記にはルール(決まり)があるので、

  ジュネーブ領事事務所で指示を受けるべき。

  ちなみに、

  CHUVも代表住所と出産棟で住所が違う模様。

  ジュネーブ領事事務所からも出産後の書類で

  再度、確認が必要との念押しがあったが、

  「ローザンヌ州立大学病院

   スイス連邦ヴォー州ローザンヌ

   ピエール・デッケール通り2番地」の

  記載になるだろうとのこと。

 

ちなみに、ジュネーブ領事事務所経由での出生届の

提出も可能ですが、

戸籍に追加されるまで1ヵ月半は

見ておいた方が良いとの話です。

直接、自分達の本籍がある役所に

アプローチする方が早いとも聞いています。

(早ければ2週間程度とか・・・)

 

但し、ちょっと不安なのが、

一時帰国した際、日本の役所の書類記入で、

ザッと「スイス」と記入しておいて下さ~いと

説明を受けて、

あとから、住所をちゃんと・・・と

修正を依頼されるなど、

在外居住者の対応に慣れていない役所もあり、

ジュネーブ領事事務所から指示が出るのと、

一国民からの依頼と、

どちらが頼りになるか、微妙にドキドキです。

 

あと、追加で、

3、日本の保育園&自宅確保に向けた手続き。

 

具体的には、

認可保育園の申込に向け、

そして帰宅時の自宅確保に向け、

ローザンヌ在住中に、

東京で賃貸契約を行う必要が出てくる

我が家の事情が背景にあります。

(保育園申込時に賃貸契約が必要で、

 更に、帰国後、

 一時的に入居できる寮などが無い為)

 

通常の契約時に住民票の提示が必要な場合、

在外居住者は代わりに在留証書を用意します。

URがその一例です。

 

なので、ジュネーブ領事事務所で、

在留証明書の発行をお願いしてきました。

 

必要書類はこれ。

 ●在留証明の発行申請書

 (フォーマットはジュネーブ領事事務所のHPにない。

  直接、取得し、その場で記載。)

 ●パスポート

 ●滞在許可書

 ●戸籍謄本(3ヶ月以内)

 ●現住所及び居住開始日が確認できる書類

 (住宅の売買契約書、賃貸契約書等)の原本、

   又は現住所及び居住開始日を明記してある

   公的機関発給の居住証明 (Certificat de résidence)

 ●公共料金(水道、電気等)の最近の請求書または領収書、

   銀行のステートメント、電話料金の請求書等

在ジュネーブ領事事務所

 

ここで問題発生。

私は契約しに帰国も出来ないだろうからと、

旦那に在留証明は任せていたのですが、

どっか常識が欠落している旦那は、

住居の契約書でなく、

住所の書かれた家の概要の紙を持参。

本当に、そこで怒鳴ろうかと思った・・・。

 

まあ、情報を追加しておくと、

在留証明の記載の中に、

いつからこちらに住んでいるという

内容が不要であれば、

居住開始日が確認できる書類じゃなくても、

大丈夫です。

(そういって、安心させて下さいました)

また、本籍のフルの住所表記が不要なら、

戸籍謄本もいらないと言われたような・・・。

ちなみに、保険会社からのレターでも

受領して貰えました。

手数料は11CHFと説明されています。

 

全て1週間後に受領可能と言われいます。

出生証明書、婚姻証明書、在留証明書は

届出人でなくとも、代理受領が可能ですが、

パスポートは本人でないといけません。

 

・・・つまり、

今回は私一人で受領が出来ますが、

出産に向けて、

旦那も色々参加させないと他人事になると思い、

揃ってジュネーブ領事事務所に出向く予定です(笑)

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あと、せっかくなので

ジュネーブ領事事務所で母子手帳も入手しました。

帰国後のチビの予防接種で必要になるな~と。

スイスと日本での対応の違いも

確認しておきたく。

遡って、私が出来る記録もしたいなと思います ♪

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