ロイカーバート&シオンへ ①
妊娠8ヶ月になる前に、
アクティブなことはしておきたい!
そんな気持ちと裏腹に、
天候が少々前倒しで
夏の終わりを感じさせます。
日中の暑さも控えめになり、
朝晩の冷え込みで、
厚い布団が再登場。
もう少し待って!と
26週2日のお腹を抱え、
車を山に走らせました。
行き先はロイカーバート(Leukerbad)。
旦那はまだ私がスイスに合流する前、
マウンテンバイクを楽しんだようですが、
それは今回お預け。
ゲンミ峠(Gemmipass)標高2,322mまで
ケーブルカーで上がり、
その奥の湖タウベンゼー(Daubensee)を散策です。
通常ならローザンヌから車で約1時間50分で
到着する場所ですが、
途中事故か何かで、シエル(Sierre)から
高速道路が封鎖になってしまいました。
行き場をなくした車の列が、右往左往。
そんなんで、ロスタイムが発生しましたが、
お昼前には到着。
ロイカーバートでは、
Sportarenaの地下駐車場に車を停め、
ゲンミ峠に行くケーブルカーを待ちました。
(駐車料金は、4~5時間の滞在で6CHFでした。
ケーブルカーの駅にも駐車場ありますが、
多くの駐車スペースはないかもしれません。
そして同じく有料でした。)
ケーブルカーはハーフパス提示で、
往復17CHFでした。
数十人が乗り込んだケーブルカーは、
端に数人座れるベンチがあるだけで、
あとは立ったまま。
でも、10分ちょっとで到着したような。
ほぼ垂直の岩肌を登る様子に
気を取られ、忘れちゃった(笑)
と、ゲンミ峠に着いた途端、
強風と肌寒さという洗礼が。
ロイカーバートと同じように
晴れていました。
でも、ウィンドブレーカーを持ってきて
正解!!!
暑さで死んでいた先週、
ここに来れば良かったんだ~と。
そこから、タウベンゼーの畔へ下っていく
ルートをのんびり散策しました。
本当だったら、
タウベンゼーを一周したかったのですが、
途中トイレがあるような雰囲気も無く、
片側の斜面のみを楽しむことにしました。
湖畔に近づけば近づく程、
風も和らぎ、爽やかさが増します。
また、岩と芝が混じる大地で、
芝はフカフカ柔らかいのです!
高山植物も多く、
街中の植物とはちょっと異色の形。
それも新鮮です。
手作り弁当を広げ、
雄大さでありながら、
どこかで一瞬の夏を
精一杯謳歌しようとする自然に癒され、
ゴロンと暫し昼寝。
そうしたら、どこかでカランコロンと
鈴の音が。
本当はマウンテンゴートかマーモットを
発見したかったのですが、
代わりに牛?ヤギ?羊?ということで、
鈴の音の正体を見つけるべく、
さらに歩きました。
最終的には、
羊だったことが分かりましたが・・・
笑えたのが旦那が喜んで必死に丘を登って、
写真を撮りに行ったのに、
暫くしたら、
鐘の音が超近くに聞こえない?と。
どうも旦那の後を追って、
丘を下ってきた羊ちゃん達。
待っていれば良かったね(笑)
と、微笑ましい状況だったのに、
少々「ありゃ?」という気分になる事件が。
ゲンミ峠とタウベンゼーを繋ぐ、
小さな4人乗りのケーブルカーがあります。
妊婦の私が疲れて急斜面を登りたくないと、
そのケーブルカーで
ゲンミ峠に戻ろうと決断。
入り口はフリー、監視員もいない。
待っていたら15分置きと書いてあったのに、
前のケーブルカー出発から10分しないで、
動いたのです。
「親切~☆」なんて思っていたら、
ゲンミ峠の駅で、
6CHF/人になりま~すと。
はははは・・・。
ロイカーバートからの往復チケットに
含まれていることを願っていましたが、
やっぱり違うのね~。
ゲンミ峠のレストラン『Wildstrubel』で
お茶とチョコレートケーキを楽しみ、
崖から迫り出した展望デッキから
マッターホルンを眺め、
どういう気持ちで挑戦しているのか、
理解に苦しむロッククライマーを
凝視し、ロイカーバートに戻りました。
※これはお人形です。
もっと身軽な格好で実際は、登られていました!
あ、下りのケーブルカーでは、
一瞬フワッと落ちるような感覚が
あるかもしれません。
乗車したお客さん皆が「ウワッ」と
半分悲鳴のような驚きの声を上げていました。
お楽しみに ♪