エルミタージュ財団 in ローザンヌ
ポストに届いたアナウンス。
約1年前に購入したスイスの
ミュージアムパスが期限を迎えます。
SWISS MUSEUM PASS – DISCOVER OVER 500 SWISS MUSEUMS
初期費用はかかりますが、
持つと結構な数の博物館・美術館が
無料では入れます。
まあ、毎月第一日曜日は
無料で見学できるところもあるので、
それを利用する手もありますが。
あ~、もう次の更新は無いだろうな・・・。
だから最後に・・・
そう思って選んだのは、
エルミタージュ財団です。
バスを2本乗り継いで、
30分位で行ける範囲なら、
33週1日目のお腹でも余裕で行けます☆
(16番バスのHermitage駅で下車)
しかも、静かで知的好奇心を
刺激する場所なんて、なんて胎教にいい!(?)
って、、、入ってみたらビックリ!
これまで訪れたミュージアムの中で、
一番人が多かったかもしれません。
2018年10月28日までは、
アンリ・マンギャンの作品の展示をしています。
日本ではメジャーな画家ではありませんが、
ポスト印象派、フォービズムの流れを汲む
作品を描いていました。
絵画って、何でしょう・・・
同じ画家なのに、その時代の流れで、
タッチが変わってしまう人も多いですよね。
それが、良い意味で大成されていくこともあれば、
個人的には昔の作品のタッチの方が
好きだったな~と思ってしまうことも。
上は初期の作品でフォービズムに
カテゴライズされている作品ですが、
徐々に統一感がなく、
迷走中?という雰囲気に。
下がその感じ・・・
でも、題材も
一緒に過ごす家族とのひと時を
切り抜いた作品もあり、
それはそれで、良かったです。
第一次世界大戦の時期、
ローザンヌに家族と共に移り住んでいたこともあり、
私が見ている景色に近い作品も。
エルミタージュ財団所有の作品も含め見終えたら、
優に1時間半を超えていました。
1作品毎にじっくり立ち止まった訳では
ありませんし、
建物の概観からすると、
そこまで大きくないと思っていましたが、
地下から最上階まで4階分あり、
英語のオーディオガイド付だったので、
それなりに理解も深められ、
充実した時間になりました。
そして、最後にお庭を散策。
建物の中にいた時から
気になっていたのですが、
一望出来る場所なのです。
(是非、建物の日本で言う2階部分に
上がった時は、外を眺めてみて下さい。)
当日、ガスっていて、逆光だったので、
綺麗に写真が撮れませんでしたが、
こんな場所に住むのもいいな~なんて。
通常、大人の入館料は
19CHFもかかるのですが、
自分の好きな作品の展示シーズンでしたら、
見ごたえもあると思いますし、
是非、晴れた日に、
ここのお庭でのピクニックも兼ねて、
優雅な時間の過ごし方をして下さい!
私も出産前に、
最後のスイスミュージアムパスの
有意義な利用の仕方を出来て、
大満足でした ♪