小児科医との面談

今日から臨月で~す!のタイミングで、

事前にアポイントメントを取っていた

チビの小児科医の先生と面談をしてきました。 

lacleman.hatenablog.com

 

もう、超イイ先生でした。

めちゃ、ホッとしました。

 

英語で会話が出来るという点以上に、

スイスでの出産が初めてで、

色々な仕組みが分かっていない点、

そして、日本への帰国という

微妙なタイミングに対する調整が必要な点、

これらを非常に理解して下さって、

丁寧に説明をして下さいました。

 

生後1ヶ月検診の予約は

出産後に電話をくれればOKという話なのですが、

その前に緊急事態が起きた場合、

大人と同じように、

私はCHUVに行くことしか

考えがありませんでした。

 

でも、実は、子供の場合、

他にも方法があることを

説明してくれました。

 

まずは、

『Hôpital de l'enfance de Lausanne』

の存在です。

Hôpital de l'enfance de Lausanne - Département femme-mère-enfant - CHUV

子供に特化した緊急病院になります。

24時間体制で、

まあ、書き込みを見ると、

長い待ち時間が発生する場合もありそうですが、

CHUVの緊急外来の窓口よりも

子供だけでなく、

子供を持つ親も待ちやすいと思います。

 

また、

『Centrale téléphonique des médecins de garde』

という電話での相談窓口の存在も

教えてくれました。

http://www.svmed.ch/wp-content/uploads/2011/02/Depliant-CTMG.pdf

緊急時に、状況を説明すると、

担当者が対処法・アドバイスをくれ、

チビの小児科医にコンタクトを取り、

アポイントメントを入れてくれる

サービスになります。

非常に助かりますよね。

 

あとは、チビの予防接種のこと。

基本、スイスの予防接種は

ガイドラインがあるけれども、

任意という認識が強いです。

だから、日本よりも接種の

タイミングの融通が利きそうです。

 

まずは、インフルエンザ菌b型(Hib)は

日本のスケジュールに合わせ、

生後2、3、4ヶ月での接種は可能みたいです。

更に、それに利用する

GSK(グラクソ・スミスクライン)の

ワクチンには、

インフルエンザ菌b型(Hib)だけでなく、

B型肝炎HBV)と四種混合(DPT-IPV)が

含まれているようで、

いっぺんに接種できることが判明。

 

つまり、今まで考えていたシナリオとは逆で、

日本では一定のタイミングを逃した時に、

追加接種などが出来る

B型肝炎HBV)と四種混合は

「0歳児に行う接種回数を

既にスイスで行ってきました」と申告し、

日本での接種のタイミングを

調整する感じになりそうです。

 

一方で、小児肺炎球菌は、

生後2、4、9ヶ月での接種をするようです。

通常、スイスの予防接種のスケジュールを

確認すると、9ヶ月でなく、12ヶ月と

書かれていることが多いんだけどな・・・。

これは、日本のスケジュールに

合わせてもらうことにしました。

使うワクチンも

ファイザーのPrevenar(プレベナー)13と

日本でも知られているものだったので、

一安心。

 

予防接種の全体感の話をしていた時、

やはり、スイスも

保育園、幼稚園に入る子が多いので、

前倒しでの接種を行っている模様です。

そうですよね、やっぱり集団生活をするって、

色々事前準備が大切ですよね! 

 

出産後に貰う

スイス版の母子手帳のサンプルを見せてもらい、

どのような形で予防接種の記録等を

残せるのかも、説明して頂けました。

実物を見ておくと、

自分でも、手違いがあったりしても、

「こういうものを貰っていないのですが」と

言いやすいですし。

 

余談ですが、

出産先をCHUVにしたことに対しても、

良い選択だったと言って頂きました。

やはり、初産。色々なリスクがあります。

機器も人材も空間も全部揃っていて、

中途半端に対応出来ないから、転院!という

リスクを避けられます。

私よりも、チビのもしものケースを考えたら、

ホテル並みの食事やサービス、

アットホームさなどは二の次です。

 

あ~、また一歩、出産に向けて前進。

スイス生活で新たなサポーターを見つけられ、

心なしか、気分が揚がった感じです。

 

。。。それよりも、何かエネルギーが足りない。

肉が食べたい・・・。

精神面では、支えられている感、満載だけれども、

何か足りない!!!

そんな臨月のスタートとなりました。

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いつも勢い良く下るローザンヌの坂道。

でも最近は、ゆっくりしか下れません。

そのせいか、夕暮れ時にのんびり歩いていたら、

いつも気付かなかったお店に目が行くことも。

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それが、これ ↓

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スイスの各州の特産品をセレクトしたお店です。

店内には、英語を含めた解説が見られる

タブレットも設置され、

観光客にもそうですが、

誰かへの手土産を探すローザンヌお住まいの方にも

便利なお店に見えました。

是非、お近くにお越しの際は、

立ち寄ってみて下さい☆

helvetimart.ch

 

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追記

後日、小児科から面談の請求書が届きました。

106.05CHFでした。

これが、保険会社でどのように扱われるかは、

ただいま問い合わせ中です。

Motif Traitement(日本的に言えば“扱い”)が

マタニティーになっているので、

もしかしたら、、、と思い。 

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追記 2

保険会社からの回答は、自己負担でした。

やはり妊娠関連の扱いではなかったです。

・・・まあ、小児科医と

事前に相談したいことがなければ

単に担当小児科医の依頼だけで済ませば、

安上がりです(笑)

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追記3

自己負担だと思っていた面談費用、

ひっくり返り、保険会社の負担になりました。

お~、カバーされた☆

嬉しいお知らせでした!