出産準備コースへの参加 ⑥

37週4日目にして、

無事、出産準備コースの最終日を迎えました。

もう、最終日には、

チビが生まれちゃっているかも?!なんて

初めは笑っていましたが、

全然、ウンともスンとも言わない状態で、

参加できて・・・

良かったのか?悪かったのか?

 

今回のテーマは『産後』でした。

講師の助産師さんがある夫婦の経験談を読み、

議論するという方式でコースが進められました。

 

ポイントはこのような感じ。

● 出産後、妊婦は出産出来た高揚感で

   一瞬疲れを感じない気分になる。

   ただ、体は悲鳴をあげている。

   早かれ遅かれ、

   チビのサイクルに振り回され、

   どっと疲れを感じ、

   涙が溢れるような状況になる。

● パパはママを理解し、励ます。

● ただ、これは、テンションが上下に振れ、

   産後うつではない。ベビーブルー?という。

● 女性ホルモンはこの間、母乳をあげれば、

   キープされやすい。

● この状況を想定し、出産時の入院中は、

   午前中でなく、午後に来客の予定を入れ、

   人数は制限するように。

 

● 出産後2週間くらいから、

   テンションが落ち込んだままなら、

   これは、「産後うつ」といわれるもの。

● 出産や子供の状況が原因。

● スイスでは15~20%の割合で

   産後うつを発症する。

● 出産後1ヶ月くらいまでが勝負時。

● ただ、お国柄の違いで

   自殺の起因になるケースはレア。

   家族・親戚が結構出入りするよう。

   その為、皆が帰って一人になった時、

   急激にうつ状態になる場合がある。

産後うつに対する対応策(予防も含め)は

   以下の通り。

 1、家族・友人などの心の支えを得る。

 2、食事などを持ってきてもらう。

 3、小児科医、産婦人科医、助産師など

   プロに相談をする。

   薬の処方など対処法が存在する。

 4、助産師のフル活用をする。

   出産後56日以内、17回までは無料で

   訪問を依頼できる。

 5、ベビーシッターの利用も検討する。

 6、男性・女性の子供に対する

   感度の違いを予め理解しておく。

 7、実は授乳も自身の休憩になっていると

   認識する。(ウトウト出来る)

 8、あまり細かいことまで厳格に行わない。

   (洗濯洗剤も大人と分けなくても

    正直、大丈夫。そんな感じ。)

 

小話

● 結構、男性側が緊張した産後の状況で

   疲れきっているケースが多い。

 (ママは当たり前なのだが。。。

  パパも近年は子育てに率先して

  参加する家庭が多い。ただ、

  仕事との両立に苦戦している模様。)

● CHUVは出産後、

   新生児を車に乗せて帰るために、

   チャイルドシートを貸し出している

産婦人科での産後6~8週間後の検診は、

   子宮が元に戻っているかを

   確認する作業がある。

   (出産時に、出血過多の場合は、

    血液検査なども加わる。)

 

ちなみに、結構な時間を割いて、

出産後の夫婦の営みについて

色々説明を受けましたが・・・

正直、どうでも良かったです(笑)

 

この出産準備コースはこれにて終了。

ただ、フィードバックも兼ねて、

来年2月に子供も連れて、食事も持ち寄り、

もう一度集まることになりました。

 

このコースに参加して良かった点は、

毎週2時間計6回、

妊娠・出産に関して集中する時間を

設けられること。

旦那は仕事帰りで大変だったのは

十分理解していますが、

私が説明しても右から左に抜けていく話が

一応、少しでも記憶に残ったようですし、

「オレも頑張らなきゃ、

 皆の前で約束したし」と、

何だか宣誓させられた気分だったようです。

良かった、良かった。

 

そして、一番の収穫は、

このコースを通して、

素敵な出会いがあったことです。

講師の助産師さん、

妊婦さんもそうですが、

私達の為に時間を割いて

駆けつけてくれていた通訳の方!

お二人のお子さんを育てている

先輩ママでもあるので、

コース内で知識を得るだけでなく、

色々な気持ちを聞いて下さり、

嬉しかったです☆

チビが生まれたら、絶対見てもらいたい ♪

 

あと出産まで、何日かな?

ドキドキ、ワクワクしながら、待ちます。

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コース前にバーガーキング

お気に入りの席から見た夕焼け。

嵐が去った後の何だか複雑だけれども

清々しい風景でした。

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