嵐は突然・・・引き金は散歩とタイカレー？
一通りの出産準備を終えた翌日。
37週5日目。
朝から自分達の
ファミリードクターとの面談で
バタバタ出掛けました。
朝出掛けると、結構楽しみが増えます。
何でしょう。。。
重い腰を上げるまで面倒なのですが、
用事があると、仕方ないじゃないですか（笑）
その分、一日が長くなり、
通勤時間帯を過ぎた微妙に静かな空間を
独り占めできるんですよね。
この日も、出勤する旦那と別れ、
大きいお腹で、レマン湖沿いを
散歩し始めました。
写真を撮るのが好きな私。
と言っても、iPhoneで（笑）
スイスに着たばかりの時も、
良く散歩した道です。
東京の雑多な感じとは全く違う世界で、
戸惑いもあった心を
一生懸命、写真を撮ることで
客観的に今居る場所を
捉えようとしていました。
今は、部外者だな・・・と
感じる気持ちも
少しずつ薄れてきて、
素直にお気に入りの場所、
綺麗な場所として楽しんでいます。
少々嵐の雰囲気もあり、
寒さも感じましたが、
2時間、ゆっくり歩き
冬を迎える間際のレマン湖の景観を
収められました。
それでも11時前。
あ、結構人が出入りしている
タイ料理屋でランチでも調達するかな？
そう思って、こちらを覗きに。
でも、オープンは11時から。
あ～。。。微妙な時間だな。
海老が入ったココナッツベースのカレー
食べたいな～なんて、
メニューが書かれたチラシだけゲットして、
近々来ることを心に誓い
COOPで買い物をして帰ることに。
余程、欲求が強かったのでしょう。
COOPのチルドコーナーを見た時に、
タイカレーを見つけちゃいました。
残念ながら海老ではありませんでしたが、
今の口の中は、既にタイカレー味。
唾をゴクン。
普段は、この小さいチンするレトルト食品の
値段がボトルネックであまり食べていませんでした。
だって、小さいのに約8CHFするのだもの（笑）
日本の牛丼とかのお値ごろ感って
スイスに無いのかな・・・？
という気持ちも、この日はスルー。
しかも、アップルパイまで買って帰宅しました。
2時間ののんびりした散歩の後のランチ。
意外と美味しいじゃん ♪という気持ちと、
「へへへ、アップルパイもあ～ん」と
悪いことを承知の上で、こっそり楽しむ気持ちと、
よく分かりませんが充実した昼のひと時になりました。
が！！！！！様子がおかしい（涙）
昼食後、急激に体がだるくなった私。
食べ過ぎた～？
いや、何だろう？香辛料が効きすぎてた？
ん？！ダメだ、横になろう・・・
そこから暫し、爆睡してしまいました。
2時間くらい経って、ふわ・・・と目が覚めた私。
でも、正直、気分はスッキリしていませんでした。
臨月でいけないことし過ぎたかしら。
そうよね、いくら暇人になったからって、
寒い日に2時間外に居て、バカ食いもするなんて。
反省しながら、16時頃になって、
夕飯の支度をのんびりし始めたのでした。
その時、変な感覚が。。。
ジョボッ。。。尿漏れ？
臨月だったので、既に対策で、
尿漏れパッドを利用していた私。
でも、一瞬で終わり、その後動いても、
何かが継続的に漏れ出す雰囲気は
ありませんでした。
でも、実は、それ、
破水の超初期だったっぽいです。
確信が持てるまでは3時間かかりました。
19時になり、旦那が会社のイベントで
いつもより帰宅が遅くなっている連絡が入った途端、
あれ！（＞＜）
また、ジョボッっと。
尿漏れじゃないかも。。。
確認したら、薄っすらピンク。
破水の可能性が高い？
そして、座る度に、少量ですが、
ジョボッの感覚が再現されます。
「おい、旦那、破水かも（－－；
薄っすらピンクだから、多分そう思う。
慌てて帰ってこなくていいけれども、
CHUVに行く気持ちで帰ってきてね」
こういう時、出産準備コースを
受講していた効果が出てきます。
結構、冷静（笑）
私の破水は危険でない範囲の破水。
CHUVに行くにしても、
連絡を入れて、1時間くらいの間に
到着して入れば問題ない。
そう教わってしました。
でも、冷静じゃなかったのは、
旦那！
職場の同僚達にあっという間に
私が産気付いたと広まるぐらい
バタバタ帰宅したようで・・・
私は旦那に連絡を入れた後も、
作った夕飯を小分けにして、
冷蔵庫に保存し、
一方で旦那が食べられるように準備し、
炊いたご飯の一部で
おにぎりも作りました。
全然、動けるもので。
しかも、CHUVに連絡を入れたら、
「了解☆ご飯食べたり、シャワー浴びたり、
ガッツリ準備を整えてきてね～」と。
1時間以内に来いとか全く言われず、、、
だったらと、シャワー浴びて、
洗濯物までしちゃいましたよ。
これで数日家を空けても大丈夫！
UberにてCHUVに到着したのは、
22時前でした。
Uberも普通に乗れちゃうぐらいの破水。
私の懸念は、この程度なら帰ってと
言われないだろうか。。。という部分。
ここから長い長～い戦いが始まるのでした。
