長い一日 @ 病院

このような形で練習をする羽目に

なるとは想像していませんでした・・・

 

これが感想。

何が?って・・・

 

帰国時の飛行機のように

缶詰の場所で一日を過ごす練習です。

 

なんとバレンタインデーの日に、

旦那の胆嚢摘出のための腹腔鏡手術を

ローザンヌの病院で行いました。

人生の中で超印象深い日になりましたよ(笑)

 

何時から始まって、

何時に迎えに行けば良いの?と病院に聞いても、

曖昧な回答ばかりで、

日本はどうなのか知りませんが、

「終わったらスタッフから連絡するわよ~」と

いうテンション。

モヤモヤした気持ちで一日が始まりました。

 

あ、日帰りなんですよ!

病院や担当の先生の方針によると思いますが、

旦那の場合、

ファミリードクターに紹介して頂いた先生が、

自分のクリニック内ではなく、

別の大きな病院で手術を行う方式で、

入院を伴う形だと、

費用がグンとお高くなるので、

日帰りとなった訳です。

 

その代わり、

2週間近くは自宅で安静にするので、

仕事は出来ません。

まあ、デスクワーク系なら、

自宅で行っても問題無いようですが。

 

だから!術後の弱った旦那を

迎えに行かないといけません。

 

「こちらから問い合わせて」

教えられた予約時間に旦那が到着し、

1時間くらい経った途端、

旦那からメールが。

 

「手術自体、1時間で終わるって!」

 

は~???

まあ、個人的な試算では、

昼過ぎかな~と思っていたのに、

想定外の回答だったので、

慌てて、チビにミルクを飲ませ、

乾燥機に入れていた生乾きのタオルを干し、

術後の旦那のご飯と思って作っていた

野菜スープをサッサと完成させ、

バタバタ、バスに乗りました。

 

8時半の予約時間に対して、

私が着いたの午前11時前。

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そこから始まった、

良く分からないまま、

同じ場所に待機していないといけない

拷問のような時間。

 

義母や友人、旦那の同僚、

色々な方から様子を聞かれても、

「私が知りたいわ!」という時間が

続きました。

 

手術中に、何か問題でも起きたのかな?

・・・それより、

私とチビ、いつまでカフェテリアに

いないといけないの?!

チビのミルク、

2本しか作ってこなかったよ。

まあ、作ればいいんだけどさ・・・

とヤキモキしながら、

な~んと、15時半過ぎに

漸く、旦那本人から連絡がありました。

おい!

スタッフが電話くれるんじゃなかったの?!

 

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4時間半、

カフェラテ&クッキー&スプライト、

計10フラン以内で

2席を陣取っていた私とチビ。

私の救いは、

見守ってくれていた店員さんと、

行き来する方に笑顔を振りまいて、

「可愛いねぇ」と褒めて貰っていた

チビの存在でした。

 

注射嫌いの旦那が勇気を振り絞って

受けた手術。

まだ続きがありました。

 

術後、会えたのに、

そこから水を飲む許可が下りるまで2時間、

食事を取って、排泄できるか確認するまで、

更に2時間の滞在を余儀なくされました。

 

ダメだ!

私の母乳と、用意してきたお湯と

スティックの粉ミルクを投入し、

チビの空腹を凌ぎました。

 

・・・私は・・・

サラミとアーモンドで凌ぎ・・・

旦那に配膳された夕飯のチーズを1本

横取りして頑張り、

帰宅後、日清カップヌードルのカレーで

ガッツリ空腹を満たしましたが、

ホント、まさか、20時に帰宅するとは

思いませんでした。

 

で、何が練習になったかと言うと、

チビが、、、あろうことか、

大量のウンチをして、

ヤバイと思って替えに行ったら、

ガッツリ、はみ出し・・・

 

これまで、

外でこのケースはなかったのです(涙)

しかも!ベビーシートが無いトイレで

作業することもなかったし。

 

病室のトイレだったからなのですが、

病室には、他の患者さんや

その家族もいらっしゃったので、

堂々と「くさーい」処理をすることもできず。

 

もう、トイレの床で大奮闘です。

 

いや・・・、

これを飛行機の中でやりたくないな・・・

 

あ、あと、チビが私のカーディガンに

ミルクを吐き戻すと言う事件も発生し、

ウェットティッシュでふき取ると言う

練習も致しました。

 

もう、処理をした時のゴミなり、

汚れた服を保管しておく方法を

もっと考えないといけないなと分かりました。

 

今回の病院での

滞在で経験したことを活かして、

帰国の飛行機では

快適に過ごしたいと思います!

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