チャイルドシートもお借りしました!

ベビー用品の大物、

チャイルドシート

出産後に車で帰宅する場合は、

必需品です。

 

チャイルドシートに関しては、

ベビーカーとセットで

我が家では議論を重ねてきました。

 

ベビー用品店「Orchestra」にも

物色しに行きましたが、

観点は大きく分けて4つ。

 

チャイルドシート、ベビーカー

 ベビーキャリーの3点セットの商品を

 検討するか?

(スイスではこのセットがメジャーな気します。)

 

 確かにスイッチが便利そうです。

 ただ、ベビーキャリーが想定以上に重く、

 値段がビックリする感じ。

 

②チビの成長に合わせたサイズ交換時に

 チャイルドシートとベビーカーを

 無駄なく最低限のものを用意できるか?

 

 新生児用対応の

 チャイルドシートとベビーカーを選ぶと、

 我が家の場合、日本へ帰国後に

 サイズアップのタイミングが来ます。

 日本で未発売の商品を選んだら、

 総取替えの危機です(笑)

 

チャイルドシートは問題なくても、

 セットのベビーカーが

 東京の公共機関利用に適したサイズか?

 

 欧米のメーカーは男性でも使いやすいよう

 ハンドルの高さが高かったり、調整できたり

 シートの位置が高かったりと

 大柄の旦那にはもってこい!

 でも、コンパクトさ・軽量さは

 日本でおススメのものが優ります。

 

チャイルドシートが愛車の型式に合うか?

 

 生まれたてのチビを乗せる我が家の愛車は、

 2006年製造でございます。。。古っ。

 簡単に取り付け可能と

 謳われている最近の商品だと、

 対応していない危険有り。

 一方で、日本に保管中の愛車は2012年製造。

 新しくはないものの、

 スイスでの愛車に合わせて

 チャイルドシートを買って、

 持ち帰ったら、

 もっと簡単に取り付けられるのにぃ!と

 感じる一瞬があるのではないか・・・と。

 

多分、一番大きな買い物になるだろうと、

慎重に考えてきましたが、

救世主、現る!です。

 

何とも彼女は妊娠8ヶ月の私を見て、

「Beautiful!」と感動して下さるような

ピュアな心の持ち主であり、

私からすれば、先輩ママさん。

彼女が

「シートベルトで簡単に固定できる

 チャイルドシートだから☆」と

貸してくれました。

 

貸してくださったのは、

ChiccoのTrio StyleGo Upか

Trio Love Upという、

ベビーカー(A型とB型)、

チャイルドシート兼ベビーキャリーの

3点セットで売られているものの、

チャイルドシート兼ベビーキャリー。

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車への装着の仕方は下記のサイトで

動画でも紹介しています。

http://m.chicco.com/4306244 

 

お借りした時、

チャイルドシートのベース部分が

無かったので、

大丈夫?と不安になりましたが、

動画を確認すると、2通りの方法があり、

非常にシンプルな構造で、

シートベルト1本で装着出来ます。

(ベースがあった方がより固定され、

 安全性は増す気がしますが・・・)

 

下の写真のBの方法を選択し、

ちょっと分かりにくいですが、

ブルーでカラーリングしたシートベルトで

チビの前側(進行方向の逆)、

黒でカラーリングしたシートベルトで

チビの後ろ側(進行方向)を支えます。

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車の型式などを気にすることなく

利用できるので、

自分の車以外に乗る時も、

キャリーにチビを乗せていれば、

サッと装着できます。

結構、便利かも!

 

しかも、ベースの部分が

やっぱり欲しいなと思ったら、

別売りで70CHF以下でゲットできることも

確認しました。

 

毎回ベルトをかける作業などを

面倒と思わなかったり、

チャイルドシートとしての

安定感が確保できるなら、

13kg(約12ヶ月)まで対応しているようなので、

帰国後も利用できるな~と。

 

それに、何より・・・

チャイルドシートを装着すると、

友達と楽しくスキーへ行くシーズンになった時、

人数を減らしたり、スキー板の乗せ方を

工夫しないといけなくなる(涙)と

しょぼんとしていた旦那には朗報。

これで今までと同じスペースを確保できます。

 

その前に、こっちが育児でバタバタしている時に

スキー?!って気分もあるのですが(笑)

 

何はともあれ、

これでCHUVからチビを

車で連れて帰ってこれそうです。

めでたしめでたし☆

 

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追記

日本で立て続けに起こる災害が

BBCのトップニュースにも

取り上げられています。

 

その度に、

家族・親戚・友人の様子を確認し、

幸いなことに安堵出来ていますが・・・

3・11の時はそうはいきませんでした。

 

津波が襲った被災地に住んでいた

祖父母の安否を知るまでの間、

何か手を打ちたいものの、

住んでいる場所が遠いと

出来ることは非常に少なく。

その時、祖父母が

自宅に居たのかも定かではないですし、

出掛けた先、車での移動中など、

想像しても想像できない事だらけ。

地震直後には鳴っていた電話が、

津波後には鳴らなくなったりと

ネガティブな状況でもありました。

 

新聞に載る学校・公民館などの

避難者の名簿一覧を確認したり、

被害の状況が分かるたびに、

津波の到達地域がどの辺りで

ギリギリ大丈夫だったのではないか等、

地図で確認したり。

 

そんな日々でも、

東京に住んでいた私は、

週明けから通常通り出社して、

仕事をこなさないといけません。

 

約1週間ほど経った時でしょうか、

漸く親戚の連絡で、

小学校に避難していることが判明し、

その連絡を両親がくれ、

ホッとしたことを覚えています。

 

戦争を体験した祖父母は、

肝が据わっていて、

超高齢にも関わらず、

せっせと避難所での共同生活を

積極的にお手伝いしていたとのこと。

その精神には感服しました。

 

しかし、

避難所生活も楽なものではありません。

疲労感は蓄積していくばかりで、

戻る自宅の掃除・片付け・修復にも

気力・体力を使います。

随分長い間、避難所生活も続きましたし、

戻る自宅も無い方は、

仮設住宅が今年の一時帰国の時も

まだあったくらいです。

産業の活気も以前の明るさを

取り戻したとは言い難いですし。

それを見る度に、

あの時の不安を思い出します。

 

その一方で、京都・宇治を訪れた際、

7年近くの年月が過ぎますが、

今でも東北の被災地を支援する活動を

されているお店の方を

知ることが出来ました。

非常に有り難いことです。

 

一日でも早く、

被災地の方々の生活が復旧することを

願うと共に、

その方達を想う家族・親戚・友人の方の

気持ちが少しでも早く和らぐことを

切に祈っています。