先輩ママさんに説いてもらう!

出産へ向けて準備が進むほど、

父親になる自覚が徐々に出てきた旦那。

 

しか~し、まだ、どっか抜けている。

 

例えば。。。

妊娠37週目に入れば、正産期と言われ、

急激に出産の確率が上がる。

元々、予定日にオギャーと

産まれてくると思っていた旦那だから

仕方ありませんが、

予定日前に出産している確率は

半分以上というデータも。

(そこまで入院などで安静にし、

 出産を遅らせるからかもしれませんが)

 

初めてのお産なので、

陣痛・破水で慌てるだろうと

覚悟はしていますが、

そんなドキドキの時期に・・・

 

旦那は、車のタイヤ交換と、

低速で走り出した時の

ココココという異音の点検をしに

ガレージに持っていくと言い出したのです。

 

スイスって冬タイヤへの交換をしていないと、

冬に事故った時、保険の対象外になるので、

雪などが降る前に。。。っていうのが、

通常の対応です。

でも、明確な期間が決まっている訳ではないので、

10月下旬から11月中に変えておくかな?って

雰囲気だと思います。

 

そりゃ、分かります。

でも、バリバリ正産期なんですけど!

 

しかも、ココココの異音は、

ここ最近酷くなってきています。

だから、私は少しでも早く点検して

パーツの交換などして欲しいのです。

それなのに、

「めんどくさい!タイヤ交換と一緒に

 一回で済ませればいいだろ?」

 

いやいや、そんな話じゃないんですよ!

 

ガレージは訳あって、往復1時間以上、

その場で対応してもらったとしても、

1時間の待ち時間。

多分、異音の点検なら代車手配で、

別日にもう一度出向くことになります。

 

その間に何かあったら、どうするの?

破水でもしたら、

車で病院に連れてって欲しいのですが!

 

回答「Uberを手配すりゃいいだろ?」

 

は~?!

 

よく暢気なこと言いますよね・・・

旦那は以前、腹痛で緊急外来に駆け込む時、

Uberを手配して、それが来るまでの時間、

まだ来ないのか!ってイライラしていたのに。

 

その自分の経験を棚に上げた態度に、

怒り爆発。

「10月前半にガレージに持っていけない理由が

 どこにあるのよ!

 あんた、私がこんなに頑張って

 お腹に抱えているチビに対して、

 最後の最後で、何でそんな機動性に欠ける

 判断をするのよ!

 迅速な対応が出来なければ、

 死産のリスクだって出てくるのよ!」

 

夜分にご近所迷惑を承知の上でしたが、

ソファで転がっていた旦那に

ガオーッと火炎放射です。

 

渋々、ハイハイと対応し出した旦那ですが、、、

 

そんな翌々日、頼りになる先輩ママさんが、

10ヶ月になった可愛いお子さんと

我が家に立ち寄ってくれました☆

旦那はこのおチビちゃんの大ファン!

以前、汚いおじちゃんの指を

そっと握ってくれた感触に

大感動していたこともあるくらいで、

仕事を定時に切り上げて、

急いで帰ってきたのです(笑)

 

ひとしきり、対面を喜ぶ旦那。

が、生後10ヶ月にもなると、

いくら小さくても自分の意思を

豊かに表現するようになります。

それは、成長でもありますが、

母親である友人にとっては、

以前よりも複雑な感情の起伏を

手探りで読み取りながら対応する大変さが

増すことになっていました。

 

夕食に近所のレストランに行ってみましたが、

ロクに食事も出来ない友人。

大泣きするという訳でもありませんが、

大人のように

ジッと座ってくれている訳ではないので、

おもちゃを渡したり、話しかけたりしますが、

ポイッと物を落としたり、

テーブルのものに手を伸ばしたり、

ベビーカーから這い出そうとしたり、

一瞬でも目を離すことは出来ません。

 

驚くことに、旦那が暫く抱っこして、

自分があやすと言い出したのですが・・・

やっぱり5分ももたない(笑)

 

そんな様子に以前であったら、

それでも他人事の域を脱せなかった理解も、

数ヵ月後に親となる立場になり、

漸く子供を持つことの大変さを

真摯に受け止めたようです。

 

更に、

何もお願いしてはいなかったのですが、

先輩ママとして旦那に、

陣痛が来た時に私が一人であることの

リスク、精神的な不安がどれほどで、

想像以上に、

私が身動きが取れなくなることを

説いて下さったのです!

 

これが効いた☆

 

私がキャンキャン吠えて、

ガオーッと火を噴いても、

所詮、

まだ経験したことの無いことを

想像で話して、

単なる過度な心配性だよと扱うところですが、

経験者、それも目の前で、悩みながらも

10ヶ月のおチビちゃんとの格闘を

繰り広げながら、

子育てを頑張っているママの言葉は

説得力あるし、重い!

 

旦那、まだふざけた発言はあるものの、

翌日からは、

掛けてくる言葉も態度も変わりました。

「ちょっと休む?大丈夫?」

「オレのリュックに荷物入れるよ」

休憩時間も自分のペースでなく、

私の体調が整うまで

のんびり構えてくれるようになりましたし、

自分一人出掛ける時は、

どれくらいで帰ってくるとか、

どこに行くとか、

携帯は必ず持って行くようになったとか。

 

近々始まるパンミラー協会主催の

出産前準備コースへの夫婦での参加も

更に出産への理解を深める材料になることを

願って!

 

私も出産をどういう形で経て、

子育てに移行していくか分かりませんが、

「どうにかなる!」の言葉は、

ある意味自分への最終的な言い聞かせに

なってしまうので、

少なくとも、

事実やそれに対する自分の率直な意見・感情は

包み隠さず伝えていければな~と思います。

 

それを読んで、妊婦の方が、

結構、皆こんな感情になるんだ~と

ホッとして貰えれば良いですし、

こうならないように、気を付けよう!って

負担軽減になれば幸いです☆

 

更に、

どうしても旦那の理解が得られない時は、

必殺、先輩ママさんからの痛烈な一言!を

活用してみて下さい(笑)

 

↓ この長い角、私も欲しい。

旦那が暴言を吐いたら、

エイッと投げ飛ばしてやりたい。

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