助産師さんを探す
妊娠中、スイスの仕組みを理解するまで、
少々時間がかかりましたが、
助産師さんの存在も、
よく分からなかったことの1つです。
医療保険の基本サービスの中に、
「助産師による3回の出産後のサポート」とも
書いてあったので、なんだろうな~と。
日本で子供を産んだ経験はありませんが、
助産師さんの位置づけって、
陣痛で苦しんでいる時に、
色々サポートして、
分娩時に産婦人科医のサポートをして、と
病院での戦いの最中に
ガイドをしてくれる存在と思っていました。
でも、スイスの場合は、
もっと妊婦さんとの距離が近い存在です。
サポート範囲が
産前から始まっていて、
フル活用できるほどの知識を
持っていなかったのは残念ですが。。。
簡単に分けるとこんな感じです。
産前:妊娠中の経過観察、相談対応
出産準備コースの個人版(講習)
入院中:ここは大体日本と同じ
自宅出産の手伝い
産後:退院後の新生児の成長状態のチェック
母体の経過観測
(会陰切開した場合は、そのチェック)
授乳・育児に関するアドバイス
産後うつのケア など
助産師さんの間でも、
どこの部分を重点的の行っているか
分かれているみたいです。
先輩ママさん達の話を聞くと、
結構、授乳・育児は
助産師さんに教えを請うています。
では、どうやって担当の助産師さんを探すか。
大きく分けて、3つ。
① 周囲の先輩ママさんのおススメの方を
紹介してもらう
② 紹介サイトなどから自分でピックアップ
③ 出産先の病院で手配してもらう
①と②の場合は、
早く助産師さんを探せるので、
産前のケアも受けられますし、
何しろ、産前に面談をし、
相性を確かめることも出来ます。
でも、面倒なら③で大丈夫。
出産した病院で助産師さんの一覧を提供され、
そこから選ぶか、
人によっては、退院後、
「この人を派遣するけど、大丈夫?」と確認され、
遥々自宅まで来てくれるというシステムです。
私も初めは、提供された一覧で、
英語を話せる方を手配してもらおうと
思っていました。
でも、出産後、
旦那が一時帰国をすることを考えると、
その時、頼りに(相談)出来る方が
居た方が良いな・・・と思い始め。
そこで、②にチャレンジしてみました。
具体的には、出産準備コースで教えてもらった
下記のサイトを利用しました。
ローザンヌが入るVaud州だけでなく、
ニューシャテルやジュラも範囲に入っています。
Rechercher une sage-femmeで検索したら、
近所には2名の方がいらっしゃいました。
念のため、出産準備コースに参加した際、
講師を務める助産師さんに
お知り合いか聞いてみたら、
お一人が、以前、出産準備コースを
手伝っていた経験もあるとの話。
だったらと思い、33週5日目にして
サイトからメッセージを送信してみました。
そうしたら、ビックリ!
その日のうちに、
「時間を見つけて、
アポイントメントの調整の為に
電話をするわね!」
とメッセージが返ってきました。
お~!!
そして、34週3日目に直接電話を頂き、
36週6日に自宅に来てもらい、
今後の段取りなどを
説明してもらうことになりました。
なんだか一安心です。
手探りの場合は、
上記のサイトの利用をおススメします☆