ミドルネームとパスポート

海外に住む日本人同士の夫婦に

子供が産まれた場合、

子供が含まれた新しい戸籍謄本をベースに

管轄の大使館か領事事務所を訪れ、

パスポートを作成する作業が

発生すると思います。

私達も急ぎで作業をしました。

 

帰国が近いのもあるし、

そもそも、ちょこちょこ国境を越える

スイス在住者にとっては、パスポート必須。

フランスのカルフールにも行けない(笑)

 

結局、以前ブログで紹介した

チビのパスポートの写真は、

自宅で必死にシーツの上で

3方向から光を当て写真を撮って、

Manorの写真プリンターで

印刷しようとしたら、

機械がたまたま壊れており、

そのお近くのカメラ屋さんに相談したら、

影ができてしまっていた背景まで

綺麗にソフトで無地に修正してくれて

6.9CHFで印刷してくれたという

超ラッキーな状況で事なきを得ました。

親切な写真屋さんはこちら。

 

Photo Vision Lausanne

Rue Pichard 11, 1003 Lausanne

 

そして、その写真を携えて、

ジュネーブ領事事務所に出向いたのですが、

ずっと悩んでいたけれど、

変な挑戦もしちゃいました。

それは、

1、日本人なのにミドルネームを持たせること

2、非ヘボン式の表記で

  そのミドルネームをパスポートに載せること

  (例:Lの入ったミドルネームを入れる)

 

旦那が一時帰国して

直接、本籍地に出生届を提出したのですが、

その際、ミドルネームをカタカナで

入れることに成功!

その一番のポイントは、

ローザンヌ市から発行された

出生証明書だと思います。

そこにはミドルネームが書かれており、

しかも、今もローザンヌ市に住んでいるし。

でも、深く問われもせず、

「どうしますか~?

 あ、入れたい?了解で~す」

そんな雰囲気だったそうです。

 

だから、ジュネーブ領事事務所に提出した

戸籍謄本には名+ミドルネームと

連なって表記されています。

 

で、、、

パスポートの申請書にも

一旦、ヘボン式ローマ字も入力はしますが

旅券面の氏名表記という欄には

名の後ろにスペースを入れた上で、

Lを利用したミドルネームを記載し、

提出しました!

 

結果、ちゃんと全部登録できた~☆

 

いや、ホント、これは良かった。

だって、Vaud州からのチビ関係の書類は、

全部、Lを使ったミドルネームが入っているから。

手紙もそれで来ます。

それなのに、

日本の身分証明でパスポートを提示して

Rを使用されていたら、

なに、これ?別人?って

海外の方は思いますよね?

日本の変なヘボン式縛りなんて、

絶対理解できないと思うから・・・

それに、フランス語でRから始まる名詞は、

絡んだ痰を吐き出すような発音をしますよね?

うちのチビの名前は

そんなんじゃない(涙)みたいな。

 

私自身が面倒な思いしましたもの。

「藤」が旧姓の時は入っていました。

ローマ字表記は、tou。

発音は、toh。

ヘボン式になると、to。

海外でパスポートを見た人が私を呼ぶと、

「とう」という響きが

英語の〇〇への意味を持つ”TO"の発音に

大概変わってしまうのです(笑)

よくズッコケました。

 

あ~、これで、

チビにスイスで生まれた証を

残すことが出来ました!

(ふふふ、ちょっと小さいことだけどね)

めでたしめでたし ♪

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